全国折込広告協議会

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公開日:2026.09.08

更新日:2026.09.18

折込広告(折込チラシ)のサイズ一覧|B4・B3・A4の選び方と料金の違い

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目次

折込チラシを発注するときに必要な情報として「サイズ」あります。サイズは単純な見た目の問題ではなく、配布料金・印刷料金・折り加工の有無・反響率にすべて影響する重要な意思決定です。折込チラシに掲載する情報量やレイアウトの見やすさ、制作費や印刷費、配布費といった費用感を踏まえてサイズを選定する必要があります。

この記事では、折込チラシで使われる主要サイズ(B4・B3・A4・A3・B5・A5)の特徴と料金、業種別の選び方、サイズ別のシミュレーションまで、初めて折込チラシを発注する方が迷わず選べる判断基準をまとめました。

折込チラシのサイズ選びが重要な理由

折込チラシのサイズ選びは、コスト・情報量・目立ちやすさの3つに直結する意思決定です。新聞紙の1ページはB3サイズに近い大きさ(縦546mm×横406mm)で、配達時には半分に折られます。この「折られた状態の新聞」にちょうど収まるのがB4サイズであり、折り加工なしでそのまま挟み込めるため最も多く使われています。

B規格のチラシが多い中、あえてA規格を選んで目立たせる戦略もあれば、ポスティングや店頭手渡しにも併用したいからA4を選ぶといった用途別の戦略もあります。サイズごとの特徴を理解しておけば、自社の目的に合った選択ができるようになります。

折込チラシの主要サイズ一覧と特徴

主要サイズの寸法・折り加工の必要性・主な用途を整理すると次のとおりです。

サイズ寸法(mm)折り加工主な用途
B4257 × 364不要最もメジャーな折込サイズ
A4210 × 297不要B4と同料金、ポスティング併用に有利
B3364 × 515必要(B4に二つ折り)情報量が多いスーパー・量販店向け
A3297 × 420必要(A4に二つ折り)A4の2倍の情報量、目立ちやすい
B5182 × 257不要クーポン中心の販促向け
A5148 × 210不要手渡し・ポスティング向け

以下、サイズごとの特徴と向いている業種を詳しく見ていきます。

B4:折込チラシの「標準解」

B4は折込チラシ全体で圧倒的なシェアを占める標準サイズです。配布料金が最も安い料金帯に位置し、新聞紙面の半分という掲載スペースで必要な情報を十分にカバーできます。自動車ディーラー、リフォーム、通信販売、教育(学習塾・予備校)、宝飾品販売、お墓・仏壇販売など、幅広い業種で使われています。「サイズで迷ったらB4」と覚えておけば大きく外しません。

A4:B4と同料金で他用途にも使える

折込チラシにおいてA4はB4と同じ料金で配布できるケースがほとんどです。B4より一回り小さくなりますが、既存のA4資料・パンフレットを流用できる、ポスティング併用時に折らずに投函できる、店頭手渡しやDMにも転用しやすいという運用面のメリットがあります。社内資料がA4基準で揃っているなら、A4を選ぶことでデザイン・印刷・運用すべてが効率化します。

B3:情報量が多い業態の主力サイズ

B3はB4の2倍の面積を持ち、商品点数が多いセール告知や住宅・大型商材に向きます。納品時はB4に二つ折りされた状態で折込センターに持ち込みます。食品スーパー、総合スーパー、アパレル(季節セール)、家電量販店、リフォーム(大手企業の総合提案)などで主に使われており、紙面の広さを活かして大きな写真や詳細な商品情報を載せられるのが特長です。

A3:B4より目立ちつつA4資産を活かせる

A3はA4の2倍の面積。B3よりやや小さいですが、B規格中心の折込群の中でA規格は逆に目立つ効果もあります。配布料金はB3並みになる地域が多いため、コスト面ではB3とほぼ同等と考えてよいでしょう。飲食チェーンの大規模キャンペーン、家電量販店の年末セール、住宅展示会・オープンハウスなどで使われます。

B5・A5:ポスティング併用や小規模販促向け

B5・A5は折込でも使えますが、新聞内では小さくて埋もれやすいため、ポスティングや店頭配布との併用前提で使うのが一般的です。クーポン中心のシンプルな設計、印刷コストを抑えた大量配布などに適しています。

サイズ別の料金の違い

配布料金の地域差と相場

折込チラシの配布料金は地域差が大きく、全国平均ではB4・B3サイズ(普通紙)で1枚あたり約3.3〜9.7円が相場です。代表的なエリアでの料金例は次のとおりです。

エリアB4・A4の単価B3・A3の単価
東京都世田谷区3.3円/枚4.5円
東京都調布市3.4円/枚4.6円
埼玉県三郷市約3.5円/枚4.7円
千葉県松戸市4.0円/枚5.2円

※配送料が別途かかります。 ※2026年5月現在 

ポイントはA4とB4では料金が変わらないことです。同じ料金ならB4のほうが紙面が広いため、コスト効率の観点からはB4が有利になります。一方、B4を超えるサイズ(B3・A3)になると料金が上がるため、サイズアップに見合う反響増が見込めるかを判断する必要があります。

印刷料金とその他コスト

印刷料金はサイズ・紙質・色数・両面/片面で変動します。代表例として1万部刷る場合の印刷料金は概ね5万〜8万円です。両面印刷は片面の倍額にはならないため、情報量を考えるとコスト効率は良くなります。

B3・A3など新聞二つ折りサイズに収まらないものは折り加工が必要で、1枚あたり0.5〜0.8円が相場です。十字折り(B2など)は二つ折りより高くなります。

外部デザイン制作費は、A4サイズで1万〜6万円、B4サイズで3万〜10万円、B3サイズで5万〜15万円が目安です。通販・ダイレクトマーケティング用の凝った構成では10万円〜数十万円かかるケースもあります。

サイズ別・3万部配布のシミュレーション

実際の費用感をつかむため、東京近郊で3万部配布する場合のコストを試算します。

B4チラシ・3万部の場合(東京都・多摩エリア):配布料金(3.4円×30,000枚=102,000円)+印刷料金(約15万円)+デザイン費(約5万円)=合計約30万円 

B3チラシ・3万部の場合(東京都・多摩エリア):配布料金(4.6円×30,000枚=138,000円)+印刷料金(約25万円)+折り加工(0.6円×30,000枚=18,000円)+デザイン費(約8万円)=合計約49万円

B3にすることでコストは1.6倍程度に膨らみます。「B4の1.7倍以上の反響が見込めるか?」という採算判断が必要になります。

業種別おすすめのサイズ選び

スーパーマーケット・量販店

商品点数が多く、特売情報を詳しく伝える必要があるため、B4が最適です。週末の特売チラシで大判のB34を使い、商品写真と価格を多数掲載するのが定番のパターンです。

自動車ディーラー・リフォーム・通販

B4が王道です。1〜数点の主力商品にフォーカスし、ベネフィットを伝える構成に向いています。情報量・コスト・反響率のバランスが最も良好な選択です。

飲食店・学習塾・整骨院

B4またはA4の折込チラシが多いです。クーポンや初回特典を訴求する構成ならA4・B4で十分に表現できますです。ポスティング併用を考えるならA4が運用しやすく、店頭手渡しや店内設置にも転用できます。

不動産・住宅展示会

A3またはB3が定番です。物件外観・室内写真を大きく見せることで高級感や臨場感を演出でき、検討の意思決定を後押しします。

デリバリー専門店(宅配ピザ等)

B5・A4が多く使われます。冷蔵庫に貼ったり、机に置いたりして残してもらうことを前提とした、コンパクトでメニュー表として機能するサイズが効果的です。

予算別の選び方ガイド

予算10万円以下:B4・A4で小規模テスト

少額予算なら、配布単価を抑えてB4またはA4で1〜2万部のテスト配布が現実的です。配布料金+印刷料金+簡易デザインで10万円以下に収められます。まずはサイズや配布エリアの「当たり」を見つけるフェーズと割り切りましょう。

予算20〜50万円:B4・A4で商圏全体をカバー

3〜5万部規模でB4・A4を商圏全体に配布できる予算帯です。エリアごとに反響率を比較し、効率的な配布範囲を絞り込んでいく運用が向いています。デザインも専門の制作会社に依頼し品質を上げることも有効です。

予算50万円以上:B3・A3で目立たせるか、複数回配布で重ね打ち

予算が十分にある場合は、B3・A3で目立たせる戦略か、B4・A4を同一エリアに3〜5回繰り返し配布する重ね打ち戦略のどちらかを検討します。後者の方が反響率の安定性が高く、認知・信頼の蓄積効果が期待できます。

よくある質問

Q. B4とA4はどちらが折込料金が安いですか?

ほとんどの地域でB4とA4は同じ料金です。同じ料金ならB4のほうが紙面が広いため、情報量を重視するならB4、ポスティングや店頭配布と併用するならA4という選び方になります。コスト効率だけで見るならB4が有利です。

Q. 変形サイズやD版は使えますか?

D4・D3などのD版や変形サイズも対応可能ですが、別途料金となるケースが大半です。コストを抑えるなら標準サイズ(B4・A4・B3・A3)から選ぶのが無難です。「他のチラシと違うサイズで目立たせたい」という戦略的な意図があれば変形サイズも検討の価値があります。

Q. B3より大きいサイズは折込チラシで配布できますか?

B2サイズも折込可能ですが、四つ折り加工が必要になり料金も上がります。家電量販店の年末セール、住宅展示会の大判チラシなどで使われることが多いです。大型キャンペーンの販促施策として効果的です。

Q. サイズによって反響率は変わりますか?

直接的な統計はありませんが、サイズはターゲットの目に留まりやすさと掲載できる情報量に影響します。「大きければ反響が高い」という単純な関係ではなく、ターゲットの購入検討プロセスに合致したサイズを選ぶことが反響率に影響します。同じ予算でB4を3万部撒くか、B3を1.7万部撒くかという選択も成立します。

まとめ

折込チラシのサイズ選びは「情報量・併用チャネル・予算」の3軸で判断するのが基本です。

B4は最も費用対効果が安定しているデフォルト解であり、迷ったらB4から検討するのが王道です。A4はB4と同料金でポスティング併用に有利、B3・A3は情報量や目立たせたい場合に検討、B5・A5はポスティング併用や小規模販促向けという使い分けになります。

折込チラシに掲載する情報量やレイアウトの見やすさ、制作費や印刷費、配布費といった費用感を踏まえてサイズを選定し発注しましょう。

折込広告・ポスティングのご相談はお気軽に

こんなお悩みはありませんか?

  • 自社の業種・予算でどのサイズを選べばいいかわからない
  • B4とB3、A4とA3でどれだけコストが変わるのか具体的な見積もりが欲しい
  • ポスティングと併用するならどのサイズが最適か相談したい
  • 配布エリアごとの料金の違いを知りたい

全国折込広告協議会の会員社では、折込広告だけでなくポスティングサービスも取り扱っています。お客様の業種・ターゲット・予算に合わせた最適なサイズと配布プランをご提案いたしますので、「どのサイズにすべきか決められない」という段階でもお気軽にお問い合わせください。

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