全国折込広告協議会

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公開日:2026.07.21

更新日:2026.07.21

折込チラシの費用・料金はいくら?サイズ別の相場を徹底解説

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目次

「折込広告を出してみたいけど、いったいいくらかかるの?」——これは折込広告(一般に「折込チラシ」とも呼ばれます)の実施を検討する方から最もよく寄せられる質問です。

折込広告の費用は、配布エリア・サイズ・部数・紙質などによって変わりますが、基本的な仕組みを理解すれば、おおよその予算感はつかめます。

この記事では、折込広告にかかる費用の全体像から、サイズ別・地域別の料金相場、費用シミュレーション、さらに費用を抑えるコツまで詳しく解説します。予算取りや稟議の参考にしてください。

折込広告の費用は3つの要素で構成される

折込広告を実施する際に発生する費用は、大きく3つに分けられます。この3つの合計が折込広告の総費用です。

1. 折込料(配布料)

新聞に折り込んで配布するための料金です。「1枚あたり○円×配布枚数」で計算され、折込広告の費用の中で最も大きな割合を占めます。折込料金は地域やサイズによって異なり、地域によっては「配送管理料」が別途加算されるケースもあります。

折込料=配布料+配送管理料(地域による)という構成になっており、見積もりの際はこの内訳を確認しておくと安心です。

2. 印刷料

チラシの印刷にかかる費用です。用紙のサイズ・紙質・カラー/モノクロ・印刷部数によって変動します。大量部数ほど1枚あたりの単価は下がる傾向があり、印刷通販サイトを利用すれば比較的安価に印刷できます。

3. 制作料(デザイン費)

チラシのデザイン制作を外注する場合に発生する費用です。自社でデザインデータを用意できる場合は不要です。写真撮影を含む場合はさらに費用が上がりますが、テンプレートを活用すれば安価に抑えることも可能です。

折込料金のサイズ別相場

折込広告の配布にかかる折込料金は、チラシのサイズによって異なります。以下は全国的な相場の目安です。

B5サイズ(182×257mm)以下:1枚あたり2.5〜7.5円(税別)

コンパクトなサイズで、クーポンや簡易な告知に使われます。情報量は限られますが、配布単価を抑えられるメリットがあります。飲食店のクーポンチラシや、イベントのフライヤーなどに適しています。

B4サイズ(257×364mm):1枚あたり3.0〜7.5円(税別)

折込広告で最も多く使われている定番サイズです。新聞の約半分の大きさで、折り加工なしでそのまま新聞に折り込めるため、追加の加工費がかかりません。全体の6割以上がB4サイズで出稿されているとも言われており、コストパフォーマンスに優れた選択肢です。

スーパーの特売チラシ、飲食店のメニューチラシ、美容院のキャンペーン告知など、幅広い業種で活用されています。表裏の両面を使えば新聞1面分の情報量を掲載でき、多くの場合はこのサイズで十分な訴求が可能です。

B3サイズ(364×515mm):1枚あたり4.59.5(税別)

新聞1ページとほぼ同じ大きさで、情報量を多く載せたい場合に適しています。不動産の物件一覧、家電量販店のセール告知、大型イベントの案内などで利用されます。

B3サイズは二つ折りにしてB4サイズに加工する必要があり、折り加工費が別途かかる場合があります。ただし、オフセット輪転印刷であればB3サイズは自動的に二つ折りになるため、折り加工費が不要なケースもあります。

B2サイズ以上:別途見積もり

B2(515×728mm)やB1(728×1,030mm)サイズの大型チラシも折り込み可能です。ホームセンターや家電量販店の大型セール、不動産の分譲マンション案内などで利用されるケースがありますが、折り加工が複雑になるため料金は個別見積もりとなります。

A版サイズについて

A4・A3サイズも折込広告として配布可能です。料金は一般的にA4=B4、A3=B3と同等の扱いとなります。ただし、一部の地域では特殊料金ががあるため、事前の確認をおすすめします。

この他、地域によっては、販売店1店につきいくらという料金設定もありますので、料金を確認されたい場合は、全国折込広告協議会までお問い合わせください。

折込料金の地域差

折込広告の料金は全国一律ではなく、地域によって差があります。意外に思われるかもしれませんが、東京などの大都市圏よりも地方の方が料金が高い傾向にあります。

主要エリアの料金目安(B4サイズ・1枚あたり)

東京23区の場合、折込料は1枚あたり3.3円で、別途、配送管理料として0.1円が加算されます。5万部を折り込んだ場合の計算例は以下の通りです。

(3.3円+0.1円)× 50,000部 = 170,000円(税別)

大阪府や愛知県などの都市部でも3.0〜4.0円程度が一般的ですが、同じ都道府県内でも市区町村によって0.1〜0.5円程度の差があります。

地方都市・郊外エリアでは、配送距離が長くなるため折込料が割高になる傾向があります。離島については別途料金が設定されている場合がほとんどです。

正確な料金を知りたい場合は、配布予定エリアを管轄する折込広告会社に見積もりを依頼するのが最も確実です。

印刷費用の目安

折込チラシの印刷費用は、サイズ・紙質・色数・部数によって大きく変わります。一般的な目安を紹介します。

B4サイズ・両面カラーの場合

  • 1万部: 約20,000〜40,000円(1枚あたり2〜4円・税別)
  • 5万部: 約50,000〜80,000円(1枚あたり1〜1.6円・税別)
  • 10万部: 約70,000〜120,000円(1枚あたり0.7〜1.2円・税別)

大量に印刷するほど1枚あたりの単価は下がります。これは印刷機の版を作る費用(版代)が枚数で割られるためです。ただし、初回は少量で反応を見てからロットを増やす方法もおすすめです。

紙質による料金差

折込広告に使われる紙質は主に以下の3種類で、それぞれ単価が異なります。

コート紙は光沢があり発色が良い、折込チラシの定番用紙です。薄手(連量53〜55kg)のものが多く使われ、スーパーや量販店の特売チラシで馴染みのある紙質です。標準的な価格で、特にこだわりがなければコート紙を選んでおけば間違いありません。

マット紙はツヤを抑えた上品な質感で、写真の映りも自然です。コート紙とほぼ同等の価格帯で、不動産やクリニックなど落ち着いたイメージを出したい場合に選ばれます。

上質紙は書き込みがしやすいため、アンケート用紙やクーポン券を兼ねるチラシに適しています。コート紙・マット紙よりもやや割安です。

なお、通常より厚い用紙(四六判換算で90kg以上)を使用する場合は、地域によって「厚紙料金」が加算されるケースがあるため、事前に確認が必要です。

折り加工費

B3サイズ以上のチラシはB4サイズに折って納品する必要があり、折り加工費が発生します。1枚あたり0.5〜0.8円が相場で、二つ折りよりも十字折りの方が単価は高くなります。印刷会社によっては、折込チラシ向けに折り加工込みのセット料金を提示しているところもあります。

デザイン制作費の目安

チラシのデザインを外部に依頼する場合の費用相場は以下の通りです。※税別

  • テンプレート利用・簡易デザイン: 1〜3万円
  • オリジナルデザイン(片面): 3〜8万円
  • オリジナルデザイン(両面): 5〜15万円
  • 撮影込みの制作: 15〜30万円以上

費用を抑えたい場合は、デザインテンプレートを活用する方法や、Canva・PowerPointなどのツールで自社制作する方法もあります。ただし、チラシのデザインは反響率に直結するため、予算に余裕があればプロへの依頼をおすすめします。折込広告会社がデザイン制作もセットで対応しているケースもあるので、相談してみるのも良いでしょう。

折込広告の費用シミュレーション

具体的なイメージを持っていただくために、3つのパターンで総費用をシミュレーションします。

パターン1:小規模店舗の初回テスト配布

個人経営の飲食店が、店舗周辺の1〜2販売店区域に初めて折込広告を出すケース。

  • サイズ: B4両面カラー / 部数: 1万部 / デザイン: 自社制作
費目金額(税別)
折込料(3.5円×1万部)35,000円
印刷料25,000円
デザイン制作料0円(自社制作)
合計約60,000円

パターン2:中規模チェーンの定期配布

複数店舗を持つスーパーが、毎週の特売チラシを配布するケース。

  • サイズ: B3両面カラー(二つ折り)/ 部数: 10万部 / デザイン: 外注
費目金額(税別)
折込料(5.5円×10万部)550,000円
印刷料100,000円
折り加工費50,000円
デザイン制作料80,000円
合計約780,000円

パターン3:不動産会社の物件案内

不動産会社が新築マンションのモデルルーム見学会を告知するケース。

  • サイズ: B4両面カラー / 部数: 3万部 / デザイン: 外注(撮影なし)
費目金額(税別)
折込料(3.5円×3万部)105,000円
印刷料40,000円
デザイン制作料60,000円
合計約205,000円

上記はあくまで目安であり、実際の費用は地域やサイズ、部数、紙質などによって変動します。正確な費用を把握するには、折込広告会社に見積もりを依頼しましょう。

折込広告の費用を抑える5つのコツ

限られた予算で最大の効果を出すために、費用を抑えるポイントを紹介します。

1. 配布エリアを絞り込む

「広く浅く」ではなく「狭く深く」配布することで、費用を抑えつつ効果を高められます。商圏データや過去の来店実績をもとに、反響の見込めるエリアに集中して配布しましょう。配布エリアを半分に絞れば折込料も半分になりますが、商圏内の到達率は維持できるケースが多いです。

2. 適切なサイズを選ぶ

情報量に合わせて最適なサイズを選ぶことが重要です。必ずしも大きなサイズが良いとは限りません。伝える情報がシンプルであれば、B4サイズで十分な効果が得られます。B3からB4に変更するだけで、折込料を約40%削減できます。

3. 配布曜日を工夫する

土曜日は折込チラシが最も多い曜日で、他のチラシに埋もれやすくなります。業種によっては平日の配布の方が目立ちやすく、結果的にコストパフォーマンスが良くなることがあります。曜日ごとの折込枚数の違いを折込広告会社に確認して、競合チラシが少ない曜日を選ぶのも一つの戦略です。

4. 複数回配布を前提に部数を調整する

1回で大量配布するよりも、小部数を複数回に分けて配布する方が効果を検証しやすく、無駄な費用を削減できます。初回は少量でテストし、反応の良いエリア・曜日に集中する方法がおすすめです。効果測定の結果を次回に反映させるPDCAサイクルを回すことで、回を重ねるごとに費用対効果が向上します。

5. デザインデータを自社で用意する

デザイン制作費は総費用の中で大きな割合を占める場合があります。テンプレートの活用や自社制作で費用を抑え、その分を配布部数やエリア拡大に回すことも検討しましょう。ただし、チラシのデザインは反響率に直結するため、コスト削減と品質のバランスを見極めることが大切です。

よくある質問

Q. 折込料金は新聞社によって違う?

折込料金は新聞銘柄(読売新聞、朝日新聞など)によって大きな差はありませんが、一部の新聞や特定の地域では若干異なるケースがあります。折込広告会社に事前に確認しておくと安心です。

Q. 消費税は折込料金に含まれている?

一般的に、折込料金は税別表示です。見積もりや料金表で提示される金額に別途消費税がかかるため、予算計画の際は消費税分も加味して計算しましょう。

Q. 折込料金が値上がりすることはある?

印刷資材(紙・インク)の高騰や人件費の上昇に伴い、折込料金が改定される場合があります。実際に近年は印刷用紙の価格が上昇傾向にあり、2022年以降で約27%の値上がりが見られるデータもあります。長期的な販促計画を立てる際は、料金改定の可能性も考慮しておきましょう。

Q. 制作・印刷・配布をまとめて依頼できる?

はい、折込広告会社によってはデザイン制作から印刷、配布までワンストップで対応しているところがあります。窓口が一本化されるため、やり取りがスムーズになり、スケジュール管理も容易になります。特に初めての方は、まとめて依頼できる会社を選ぶと手間が大幅に軽減されます。

まとめ

折込広告の費用は「折込料+印刷料+制作料」の3つで構成されます。B4サイズの折込料は1枚あたり3〜4円程度が全国的な相場で、1万部の小規模配布なら約6万円(税別)から実施可能です。

費用対効果を最大化するためには、配布エリアの選定と効果測定によるPDCAが重要です。まずは小規模からテスト配布を行い、反響の良いエリアに予算を集中させていく方法がおすすめです。

折込広告の費用・お見積りのご相談はお気軽に

こんなお悩みはありませんか?

  • 自分のエリアで折込広告を出した場合、具体的にいくらかかるのか知りたい
  • 限られた予算の中で、最大の効果を出せる配布プランを相談したい
  • 初めてなので、まずは小規模のテスト配布から試してみたい
  • 印刷やデザインもまとめてお願いできるところを探している

全国折込広告協議会では、配布エリアと部数に応じた無料のお見積りを承っております。「予算○万円で何ができるか」といったご相談にも対応いたしますので、お気軽にお問い合わせください。

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全国折込広告協議会は、読売グループの折込広告会社によって構成されている組織です。グループ各社で連携し、新たな広告手法の研究や共同企画の立案に取り組み、折込広告市場の拡大と活性化を目指し、業界の発展に資するさまざまな事業を積極的に推進しています。折込広告に関するご相談はお気軽にお問い合わせください。